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【東京】東京慈恵会医科大学附属病院母子医療センター

東京慈恵会医科大学附属病院 母子医療センター
引用元HP:東京慈恵会医科大学附属病院 母子医療センター https://www.hosp.jikei.ac.jp/boshiiryou/

小児内分泌外来では低身長治療に対応

東京都港区で診療を行っている「東京慈恵会医科大学附属病院 母子医療センター」は、大学病院直属の母子医療センターです。多角的かつ集約的母子医療体制の確立を目的に診療を展開しており、乳児期や思春期・青年期などの小児内分泌疾患にも対応しています。

首都圏の地域小児周産期医療の中核を担い、救急やリスクの高い症例も含めて総合的に対応しています。また、低身長や思春期早発症に対して、性腺抑制療法やホルモン補充療法などを実施しているのが特徴です。

身体のホルモン異常によって起こる疾患の診療を行う

内分泌疾患とは、主に脳下垂体や甲状腺・副甲状腺・膵臓・副腎・性腺といった部位から分泌されるホルモンの量・質の異常によって見られる疾患のことです。同院を訪れるのは、成長ホルモン分泌不全性低身長症や下垂体機能低下症、中枢性尿崩症、甲状腺疾患、副甲状腺疾患、糖尿病、思春期早発症・性腺機能低下症、性分化疾患などを抱えている患者です。

上記のほかには、ターナー症候群やプラーダー・ウィリー症候群などの染色体異常や骨系統疾患などの方もいます。

東京慈恵会医科大学附属病院 母子医療センターでは、上述した小児内分泌疾患を患っている方の診療にあたっています。

胎児から成人期に移行した方の集学的専門医療を実践

東京慈恵会医科大学附属病院母子医療センターは、生殖母性医療および周産期センター機能と小児疾患高度専門病院としての機能を併せ持つ新しい構想の母子医療センターです。産科と小児科が連携した総合的なチーム医療を提供しているのが特徴です。

そして、出産と新生児のための従来型の周産期センターや小児難病治療を行う小児医療センターとしての診療だけではななく、胎児から思春期を経て成人にいたるまで、ライフサイクルに対して継続的に集約的専門医療を実践しているのです。

東京慈恵会医科大学附属病院 母子医療センターの低身長メニュー

低身長に対する検査・治療

身長が-2SD以下の状態となる疾患には、成長ホルモン分泌不全性低身長症やターナー症候群、軟骨無形成症、子宮内発育不全などが挙げられます。このような疾患に対して成長ホルモン治療を行っています。※低身長の子ども全員が成長ホルモン治療の適応になるわけではありません。

成長ホルモン分泌刺激試験や手根骨・脊椎・骨盤のレントゲン、頭部MRI、染色体検査などを実施し、治療適応になるかどうか判断しています。

同外来では、軟骨無形成症に対してボックスゾゴと呼ばれるCNP製剤で治療も行っています。

思春期早発・思春期遅発などにも対応

思春期とは、子どもが成長して成人となる過程において心身ともに変化する時期のことを指します。思春期が2~3年程度早く始まってしまうとされる思春期早発症の診療も行っています。

脳などの部位に腫瘍が認められるケースもあるため、精密検査を行うことが重要です。特発性中枢性思春期早発症(原因不明で女児に多い)には、LHRHアナログという薬を4週間に1回、病院で皮下注射を行って経過を見ていきます。

東京慈恵会医科大学附属病院母子医療センターの副センター長

宮田医師
引用元:東京慈恵会医科大学附属病院母子医療センター https://www.hosp.jikei.ac.jp/boshiiryou/diagnosis/313.html

宮田市郎 医師

宮田市郎医師は、東京慈恵会医科大学附属病院母子医療センターで副センター長を務めています。乳児期から思春期・青年期にいたるまでの小児内分泌疾患の診療を担当しています。患者への丁寧な説明を心がけており、満足できる結果となるよう努めている医師です。

東京慈恵会医科大学附属病院 母子医療センターの基礎情報

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