目次
低身長治療にも対応しているクリニック
茨城県稲敷郡にある泌尿器科を専門としたクリニック。一つの症状でも患者一人ひとりの訴えは異なるからこそ、一人ひとりに適切な医療を提供することをモットーにしています。低身長治療も提供。
泌尿器科専門のクリニックでは、子どもの低身長に対応しているイメージがないかもしれません。あみ泌尿器科クリニックでは、専門外来の小児内分泌科として、低身長症に対応。低身長症の治療のポイントがホルモンにあることから、実は泌尿器科の分野とも言えます。ホルモンは体内で重要な働きをしていて、正常な生命活動をコントロールしています。ホルモンの分泌が不足したり、過剰になったりすると、恒常性を保てなくなり、様々な症状が出てきます。子どもの場合は、正常な発育発達の妨げになることが多く、早期診断・治療を大切に考えています。治療可能なホルモン異常を的確に診断し、適切な治療を行うことが診療のモットーです。
治療が可能な低身長症には、成長ホルモン分泌不全性低身長症、SGA性低身長症、ターナー症候群、体質性低身長症、先天性・遺伝性低身長症があります。成長ホルモン分泌不全性低身長症は、成長ホルモンの分泌が低下して、身長発育が阻害されたケースです。身長の計測値が成長曲線から徐々に下方に離されていくのが特徴。成長ホルモンの分泌能を検査して診断します。SGA性低身長症は、お腹の中での育ちが悪く小さく生まれて子が、3歳を過ぎても正常に追いつけないケース。ホルモン補充療法が適用されます。女児の染色体異常であるターナー症候群は、女性ホルモンの補充も必要です。先天性・遺伝性低身長症の場合は、骨の変形を伴うことも多く、整形外科的な治療やリハビリが必要になることも。成長ホルモン分泌が正常な体質性低身長症は、定期的な受診で成長をチェック。必要に応じて骨成熟を抑制する治療を行います。こうした様々な要因から、低身長症の原因を判断し、適切な治療を提案してくれます。
「体質性低身長症」まれに早く思春期がきてしまうことにより、低身長になる可能性が予想される場合に、思春期を遅らせたり、骨成熟を抑制する治療(男児の場合に限り、自費でプリモボラン服用)をおこなう場合があります。自費診療で成長ホルモン補充をおこなうことも選択肢の一つです。
鴨田 直博先生
茨城県に生まれ育ち、順天堂大学医学部医学科を卒業。順天堂大学大学浦安病院初期臨床研修プログラム修了を経て東京医科大学医学部泌尿器科学教室に入局しました。その後、医長などの経験を経て、あみ泌尿器科クリニックを開院。泌尿器科専門医として、最先端のロボット手術やがん治療に携わってきた医師です。