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低身長治療に対応している医療機関
滋賀県湖南市にあるのむら小児科は、低身長治療に対応している医療機関です。低身長で悩む子どもの治療はもちろん、思春期早発症の方の検査や治療にも対応しているのが特徴に挙げられます。
のむら小児科には、日本小児科学会専門医や地域総合小児医療認定医が在籍しています。病気のことや予防接種・発育など、健康に関する疑問や不安な点もヒアリングし、対応しています。丁寧な診察と、子どもに優しい治療をモットーにかかげ、お薬はなるべく必要最小限にして、必要な医療を提供するよう努めています。
子どもの病気に関しては、基本的に幅広く対応しています。また、同院で対応できない場合には、適切な医療機関へ紹介しています。
低身長の原因はさまざまで、体質性や家族性であることがほとんどです。また、成長ホルモンの分泌不全や甲状腺機能低下、性ホルモンの分泌異常、腎臓や肝臓といった内臓疾患、遺伝子や染色体の異常、栄養不良なども原因となります。そのため、低身長の原因をしっかり鑑別しなければなりません。
成長ホルモンの分泌不全がある方や、治療の適応のある疾患の場合は、成長ホルモン治療を行っています。成長ホルモン以外の治療として、大切なのはたんぱく質をメインに、必要な栄養素の摂取・定期的な運動・規則正しい生活・十分な睡眠です。心配なことや気になることがあれば、受診した際に相談しましょう。
同院は待ち時間短縮のため、インターネットによる予約制を採用しています。前日の19時から、パソコンやスマートフォンで、翌日の予約を行えます。(初診の方も利用可能)。
予約は15分ごとに枠を設けており、枠の中で早く来院した方から診察しています。土曜日は午前中は診療を行っていますので、平日多忙な方も受診しやすいです。医院には、無料駐車場が16台用意されているため、駐車料金の心配もいりません。
同院では問診・診察を行い、成長曲線を作成後に、必要に応じて血液検査・尿検査・レントゲン検査・成長ホルモン分泌刺激試験を行っています。必要性があると判断した場合には、後日成長ホルモン分泌刺激試験を行います。またMRI検査などの画像検査をする場合、他院での撮影となります。諸検査の結果、成長ホルモンの分泌不全がある場合や、治療適応と認められた場合には、成長ホルモン治療を行います。
のむら小児科では、思春期早発症の治療も行っています。思春期早発症を疑う場合、診察で思春期早発徴候があるのか確認し、成長曲線を作成して、思春期時期に相当する身長増進の急激なスパートが見られないかチェックします。疑わしいと判断した場合には、血液検査・レントゲン検査・必要に応じてMRI検査や負荷試験などを実施します。
「中枢性思春期早発症」では、卵巣・精巣を刺激するホルモンと言われるゴナドトロピンの分泌を抑える治療(ゴナドトロピン放出ホルモンアナログ製剤)を行う場合があります。
野村 康之先生
院長の野村康之医師は、自治医科大学を卒業後、医師として研鑽を重ねてきました。同院では、赤ちゃんから成人するまで、かかりつけ医として適切な医療を継続的に提供しながら、心理士と協力して子育てについての悩みや相談に対応しています。日本小児科学会専門医・地域総合小児医療認定医・滋賀県学校保健会会長でもあります。