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日本内分泌学会の認定研修施設として認定されている
獨協医科大学小児科学は、日本内分泌学会の認定研修施設です。糖尿病や肥満症の子どもの診療を行っており、治療や予防活動に注力しています。低身長治療にも対応しており、性腺抑制療法も行っているのが特徴です。
獨協医科大学小児科学は、日本内分泌学会の認定研修施設となっており、より専門的な医療を提供を目指しています。日本小児科学会 専門医・指導医や日本内分泌学会 専門医・指導医の資格を所有している医師が在籍し、子どもたちの治療にあたっています。
子どもの健やかな成長を手助けできるようサポートを行っています。身長が低い、身長の伸びが悪いかもしれない、成長が早いかもしれない、思春期がなかなか来ない、太りすぎているのではないかといった疑問に対して応えるるとともに、治療が必要な子どもには適切な治療方法の提案を行います。
低身長の子どもには、精密な診断を行い、成長ホルモン分泌不全性低身長症やターナー症候群、SGA(子宮内胎児発育遅延)性低身長症、軟骨無形成症、プラダーウィリ症候群などの疾患を抱える子どもに対して、成長ホルモン治療を行っています。現在、同院では約70名の子どもが成長ホルモン治療を受けています。 (2024年5月時点)
同院の小児科では、糖尿病の診療にも注力しており、1型糖尿病の子どもには希望に応じインスリンポンプによる持続皮下インスリン注入療法、またパーソナルCGM(持続血糖測定)も取り入れ、血糖コントロールをしていけるよう努めています。2型糖尿病に子どもに関しては、食事療法や運動療法など生活習慣の改善から糖尿病薬を使用した治療をしています。
肥満の子どもに対しても生活習慣改善のサポートをし、肥満に伴う糖尿病や高脂血症、高血圧などの合併症の有無を確認しながら治療を行います。肥満を予防していけるような取り組みも積極的に行っているのが特徴です。子どもの肥満や生活習慣病を予防するための食事や運動などについて指導してもらえるため、心配なことがある方は、問い合わせてみましょう。
成長ホルモン分泌不全性低身長症やターナー症候群、SGA(子宮内胎児発育遅延)性低身長症、軟骨無形成症、プラダーウィリ症候群などの疾患を抱える方に対して、成長ホルモン治療を行っています。
獨協医科大学小児科学では、低身長治療を行うにあたり、以下のような検査を行っています。
小山 さとみ先生
秋田大学医学部卒業。日本小児科学会 専門医・指導医や日本内分泌学会 専門医・指導医の資格を所有。獨協大学の准教授を務めています。